最早切っても切れないゲーマーとネット回線問題
やっはろラリホー
最早ゲーマーの血からは逃れられないチスイです。
ハードの進化に各メーカーの対応も相まって最早切っても切れない関係にあるのがゲームとネット回線。PC、コンシューマーゲーム機、スマホ等々どんなハードであっても今ではダウンロード販売は当たり前になっていますし、各種アップデートが行われたり追加コンテンツが発売されるのも当たり前になっています。
そんな中でどうしてもネット回線の安定性や速度がプレイに影響するのは避けては通れない道。ボク自身もネット回線には長年悩まされていて今回その解決に乗り出しました。
まずはじめに前提として今回やった事で少なくともボクの家では大きく環境が改善した事は明言しておきます。
特に数年単位で現在の家に住んでいるという人は1度確認してみる事をオススメします。
というわけで何を行ったのかをここからまとめていきます。
前提条件:契約情報を確認する

インターネットを使用できるという事は基本的に回線業者(プロバイダ)と回線を契約している事になります。
まず確認するべきがこの契約上の数値。
他をどれだけ改善してもこの契約上の数値は出ないのでまずは回線業者(プロバイダ)との契約状態を確認する事をオススメします。
ゲーマーであれば最低でも1G以上の契約はしておきたいところです。回線業者(プロバイダ)によっては現在でも1G以下の回線速度を提供している業者は存在しています。特に持ち家に住んでいて5年以上同じ回線業者(プロバイダ)と契約している、見直しもしていないという人は契約情報を確認するのを忘れずに行いましょう。

幸いこの部分は既にクリアしていたので何事もなく次のステップに進みました
契約と機器のスペックは釣り合ってますか?

契約上の速度が問題ないのであれば次に確認したいのは実際に出ている速度。
有線であっても無線(Wi-Fi)であっても契約上の数値上限いっぱいまで速度が出る事はありません。使用している機器の数や、無線(Wi-Fi)であれば壁の有無や阻害する物の存在で通信速度に関してはかなり増減します。
特に大きく変化しやすいのが無線(Wi-Fi)です。同じ部屋の中にあっても場所によって大きく変化するものという認識はしっかり持っておく事をオススメします。
インターネットで検索してみるとこれらの速度を計測するものはいくつか存在しているので気になる人はまず検索してみましょう。
回線業者(プロバイダ)に連絡する際にもこの数字が計測出来ているかどうかだけで対応が大きく変わってきます。
またこれは今回お世話になった業者の方にお伺いした話ですが、この測定にゲーム機を使用するのは辞めましょう。ゲーム機は仕様上、通信速度が最大限発揮出来ないようになっているので参考値にも出来ないという事でした。

つまりPCかスマホで計測しろって事だな
回線業者(プロバイダ)から送られてきた機器が古くなってる可能性
今回のボクの場合の取替ポイントとなったのが回線業者(プロバイダ)から送られてきたモデムや(あれば)無料レンタルしているルーターが古くなっている場合です。モデムやルーターもやはり機械なので古くなれば実際に出るはずの速度よりもスピードがでなくなる事は起こりえます。
曰く寿命は3年~5年という事でこれ以上の期間現在の回線業者(プロバイダ)と契約しているのであれば1度交換を打診してみる事をオススメします。
また寿命に到達していなくても数年で劇的に進化する事が多いので必要であれば交換する事をオススメするというお話でした。

今回は2014年から使用しているモデルだったようで即刻交換になりました
ルーターやLANケーブルの対応問題
回線業者(プロバイダ)の機器であるモデムやルーターから実際に使用するPCやスマホまで自前のルーターを使用していたり機器間をLANケーブルで接続していると思います。
当然これらのルーターやLANケーブルも古くなれば最新の速度に対応出来ないという例も見られます。
今回調べてみた所、LANケーブルには「カテゴリ」というものがありこのカテゴリが対応速度を示しているとの事ですよ!このカテゴリはLANケーブルに記載があるので確認が可能です。
ちなみに古いものになると記載のないものもあるとかでボクが使用していたLANケーブルにも1つ記載のないものがありました。記憶の限り遡ってみると、、、少なくとも5年以上前から使用していた気がするものですね。

LANケーブルはあまり定期的に入れ替える習慣のないものだし古い物を使用していたら変えてみたら回線速度が改善するかもな
またルーターに関しては接続端子毎に対応が変わっている場合もあるようです。例えば4つ端子があった時に2つは1Gに対応しているけど残りの2つは100Mまでしか対応してないという事があるようです。最新のものであれば基本的に1Gに対応しているようですが、少し古い物になると値段を抑える為、または転換期だったという理由もあって当たり前に混同した機器もあるようです。
自前の機器はもちろん自分で交換する必要があるので多少の出費がありますが、これらの機器1つ1つはかなり値段が抑えられているので古い物を使用しているのであれば交換してしまう事をオススメします。

購入の際には対応通信速度や製造年数などを確認して購入するようにしましょう
ルーターをハブ代わりにしてませんか?
特に引っ越し等で必要なくなったなどの理由でルーターが余った等の理由でルーターをスイッチングハブ扱いして使用するという人もいると思います。
ただこれ回線速度を重視するなら要注意!
ルーターはたしかにスイッチングハブ代わりに使用できるんですが、ちゃんと設定しないと速度を落とす要因になりがちなんだとか。
無線(Wi-Fi)においては使用しないルーターが電波を飛ばしてしまう事で混線してしまい、有線においても無線にウエイトを割く必要があると速度が落ちてしまうのです。
これを防ぐには無線ルーターを中継機として使用するモードに変更する(ルーターが対応している必要があります)、もしくは素直にスイッチングハブを購入する事をオススメします。
我が家の場合、それぞれの機器がそれなりに年数も経過しており、速度的に対応できていない機器もあったのでこれを機会に機器の総入れ替えを行いました。回線業者(プロバイダ)からのレンタルルーターを変更してもらい、そこから伸ばすLANケーブルやハブも入れ替えています。
当然購入の際には対応を調べつつ購入する事になるわけなんですが、同じ回線を司る物なのに表向きの表記がバラバラなのが非常に不便に感じました。
LANケーブルは独自に制定しているカテゴリを押し出して記載しているのに対しルーターやハブなんかは「ギガビット」とかって記載の仕方をしてるんですよね。
もちろん実際に見ていくと「100BASE-TX(こちらは100mbsまで対応)」と「1000BASE-T(こちらは1000Mbs(=1Gbs)まで対応)」という2つの数値に行き着くんですけど、表立って謳う事がない。(もちろん購入すべきは1000BASE-Tの方になります)
まぁこれらの数値を書かれても分からない人が多いから日本語で分かりやすいように置き換えてるのかもしれないんですけど置き換えるなら置き換えるで共通の規格でやってほしい所です。

日本人言葉置き換えすぎ問題!
回線業者(プロバイダ)を変える前にできる事は色々ある!

どうしても回線速度に問題を感じると最初に疑いたくなるのは回線業者(プロバイダ)なんですがそれ以前にもやれる事はあります。
回線業者(プロバイダ)を変更するとなるとどうしても大事になりがちなのでそれより先に今回紹介したような項目を確認するようにしてみると思わぬ所で改善が見られるかもしれません。
もちろん自宅環境によってはできない事、変更しようがない部分もあるかもできるかもしれませんができる事から試してみるって大切だなと学んだのでした!
ではではーっ
最後に
自宅環境はそれぞれ異なるので参考程度になりますが今回導入した機器についてリンクを掲載しておきます。参考にどうぞ!