複数のデバイスから出る音を1つのヘッドフォンで聞く方法-第3回-

続・オーディオ環境を改良したい

やっはろラリホー
またまた作業環境にテコ入れをしたチスイです。

どうしても自宅で作業する事が多いボクとしてはお金をかけざるを得ない部分なんですよね。

そして今回は過去2度に渡ってテコ入れしているオーディオ回りです!

前回、前々回の記事もお読みいただけると遷移を理解していただけるかと覆います。

第2回「MX400」の方法の問題点

前回購入したMX400を中心としたオーディオ環境。

前回の記事を書いた時点で接触不良を起こしてしまっている所があると言うのを記載していたんですが、その後症状が悪化していき、特にゲームなどをしている最中に突然音が切れてしまうような場面が頻発するようになってきました。

流石にこのままでは使い勝手が悪いので新調する事にしました。

モリー
モリー

理由は不明ながら音量をいじる事で音切れは解消出来ていたりしましたね

クロ
クロ

謎だ……

今回購入したのは「Makerhart LoopMixer」

これまでも基本的に安さ重視の路線を取ってきたボクですけど、流石にそろそろ限界を感じていました。

MX400は元々楽器での使用を想定されているものなので仕方ない部分でもあるんですけど、なら逆にPCでの使用向けに作られている物もあるんだろうなぁ?と考えている頃に見かけたのが今回購入した「Makerhart LoopMixer」です。

いくつかチャンネル数にバリエーションがあるんですけどボクが購入したのは5チャンネルの奴ですね。

いわゆるPCやスマホで利用される3.5mmステレオミニプラグを使用しているので前回の記事で購入したような変換プラグは必要ありません。

正直音楽機器にそこまで詳しくない身としては3.5mmステレオミニプラグってだけでも安心感がありますね。

ただその分というべきかお値段も少し上がっています。このあたりは本当にチャンネル数次第な部分かなとも思うんですけど実際に購入してみるとそれ以外の機能面な部分も影響してそうですかね。

まず入力が5チャンネルあるのに対して出力は2つあるので、普段はスピーカーで必要に応じてヘッドフォンを使用したいなんて使い方もできちゃいます。

しかも出力端子の1つは5つの入力端子と同じ背面側、もう1つはフロント側に独立して設置されているというのも抜き差しを考慮した配置になっているように感じますね。

それ以外にも音量以外に、GAINとバランスを調整できるというのも機能面としては充実していると言える点ではないかなと思います。まぁボクはそこまで使いこなしてはいませんけどね。

もう1つ大きな特徴と言えるのはあくまでも聞く事に特化しているという点でしょうか。

同価格帯以上の他のステレオミキサーを見てみるとこの価格帯から徐々にマイクも使用できるような物が登場してきます。それはそれで便利なんだとは思いますし人によってはそちらの方が都合が良いという人もいるのは間違いないと思いますが、その分値段も上がりがちですし、操作盤もごちゃごちゃしがちなんですよね。正直どこをどう弄るんだろう?という印象を受けます。

その点Makerhart LoopMixerはあくまでも聞く機能方面にその全機能を向けているので操作盤もスッキリしているし取り回しがしやすいのが特徴になっています。

後ボク自身は利用してませんけど複数のLoopMixerを用意して拡張する事ができるというのも大きなポイントでしょうか?専用の端子が用意されているので拡張の際にチャンネルを専有する事がないという点から見ても拡張性も高いといえます。

Makerhart LoopMixerの使用感

購入してみてまず感じた事としてはその大きさ!これまでは結果的に非常にコンパクトサイズの物を使用していた事、上記で触れたように機能的な面もある事から相応の大きさがあるんですよね。大型化が進むスマホなどと比較しても二回り程大きいです。

とはいえステレオミキサー自体が大きな物になりがちなのでそういった意味ではバランスは取れているのかなと思います。

そして1番大きな特徴ともいえるのがシンプルなレイアウトではないでしょうか。ステレオミキサーを探していくとどうしてもツマミだったりボタンだったりが色々な位置に配置されていてどれがどんな機能を持っているのか覚えないと使えないレベルだったりするんですよね。もちろんその分機能的だったりするんですけど。

ただMakerhart LoopMixerに関してはそのレイアウトは非常にシンプル。説明書等々見なくても十分に理解できるレベルですしシンプルな分、咄嗟に何か調整したいという時にも触りやすいんですよね。こういうシンプルさも1つ重要な要素になるのかなと思います。

また何気にしっかりしているなと思ったのが説明書。構成自体はシンプルなんですけど、中国語・英語・日本語でそれぞれにページが用意されているんですよね。海外製の電子機器ってなかなかここまでサポートされてなくて説明書自体が無用の長物になってしまう例も多いんですけど、そういった事がないというのもありがたいポイントかも知れないですね。

またミキサー系で気になるノイズですけど僕自身はあまり感じる事はありませんでしたね。

あれもこれもできるわけではないけどそれでいいって人も多いはず!

Makerhart LoopMixerはステレオミキサーの中では音を混ぜて出力する事に特化していると言えるステレオミキサーなのかなという印象を受けて購入しましたが実際その通りでしたね。

他の機能を一切削ぎ落としている分、聞く事に関してはパワー不足なども感じませんし安定して使う事が出来ていると思います。

複数の楽器などで使用する人ももちろんいるでしょうし、PCはもちろんスマホ、タブレット、ゲーム機などの音などを合わせて聞きたいという人には特にオススメできる物かなと思いますね!

様々なデバイスの音を1つにまとめたい!と考えている人はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

ではではーっ